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第19回 アメリカに空前の住宅ブーム到来!?

先ごろアメリカの経済誌の長者番付で有名な「フォーブス」に、驚くべき記事が掲載されました。何とこのコロナ禍において、空前の住宅ブームが到来するというものです。

記事によれば、現在の低金利を背景に住宅需要は旺盛。しかしながら新築、中古とも供給が不足気味だというのです。

また、別の記事では新型コロナウイルスの長期化に伴い、危険の多い都市から安全を求めて郊外へ人口移動がみられるという論説もあります。その結果、郊外型住宅地の需給バランスが崩れ住宅ブームが到来するというものです。

確かに私供も現在物件を市場で販売していますが、6月以降急速に反響が大きくなっているのを感じます。
第17回のブログでもデータをお示ししましたが、明らかに経済活動の低下とは裏腹に、住宅は活況を呈しているように感じています。
アメリカでの不動産投資は、今後もまだまだ力強いものがあると感じています。

Forbes誌

以下はフォーブス誌の論説記事を要約したものとなります。
ぜひご一読下さい。

米国に空前の住宅ブームが到来


記:Stephen McBride


いま、米国の住宅業界にまたとない一攫千金のチャンスが転がっていると私が言ったら、あなたはどう思うだろう?私の頭がどうかしていると思うかもしれない。このご時世に、住宅がいい投資先だと考えるなんて正気か?世界的なパンデミックの真っ只中だというのに?


では、以下に事実をお示ししよう。私がなぜ、これまでになく米国の住宅業界に興奮を覚えているか、きっとお分かりいただけるはずだ。新型コロナウイルスはこの市場にまったく打撃を与えなかった。

販売中の住宅


住宅市場は35兆ドルの規模がある


その上、市場はいま最高潮に盛り上がっている。この1カ月の新築住宅販売数は55%増加し、2005年以来最大の伸びを記録した。住宅ローンの借り換えを検討している米国人の数は111%増加した。


米国最大の住宅ローン金融業者であるクイックン・ローンズ(Quickn Loans)は、35年にわたる同社の歴史のなかで最高の四半期成績を叩き出した。2020年の最初の6カ月間で、同社は1200億ドルの住宅ローン資金を融資し、半年を残して過去最高の年間融資額の記録を更新したのだ。


さらに注目すべき事実として、6月の平均住宅販売価格は6%上昇した。全米不動産協会(National Association of Realtors:NAR)によれば、これにより指標は100カ月連続の上昇となった。このような天文学的な成長指数は、ふつう「ブレイクの瞬間」を迎えている小規模な「ディスラプター(創造的破壊者)」にみられるものだ。それが今、米国最大の業界で起きている!


米国の住宅市場は供給不足


初めて家を買うというブレット=アシュリー・ウォード(Brett-Ashlee Ward)の場合、彼女は過去3週間のあいだにオクラホマシティの9軒の住宅にオファーしたが、すべてほかの入札者に競り負けた。けっして買い叩こうとしていたわけではない。彼女の提示額は売り手の希望価格を上回っていたし、契約手数料を売り手に負担させようともしていなかった。


こうした入札競争はもはや例外ではなく、急速に常態化しつつある。オンライン不動産取引業者のレッドフィン(Redfin)によれば、過去3カ月間に住宅を購入した買い手の過半数が、入札競争を余儀なくされたと答えている。

業界の動向を追っている人には、意外なことではないだろう。住宅専門家のバリー・ハビブ(Barry Habib)の昨年の言葉を借りれば、「米国では慢性的に住宅の供給が不足している」。実際、市場に出回っている住宅をすべて売り切るのに5カ月もかからないだろう。


現在需要が供給を大幅に上回っている


サブプライム住宅ローン危機でダメージを負った住宅建設業者は、過去10年にわたり細々としか仕事をしてこなかった。国勢調査局のデータによると、1959年以降の新規住宅建築数は毎年平均150万戸。ところが過去10年間に限ってみると、年間わずか90万戸しか建てられていない。


米国は今、深刻な住宅不足に陥っている。何百万人もの住宅所有者が、パンデミックの猛威を受けて、家を売らない選択をした。これにより供給はさらに絞られた。


購入希望者が市場に殺到


「ミレニアル世代」と呼ばれる現代の若年層は、米国史上最大の人口を誇る世代であり、ベビーブーマーをも上回る。彼らの評判といえば、親の家の地下室に住み、結婚を先送りし、親よりも稼ぎが少ないと散々だ。
しかし、以前にも述べたが、ミレニアル世代はもう子どもではない。現在のミレニアル世代の平均年齢は32歳だ。では、米国において最初の家を買う人の年齢の中央値は?答えは31歳だ!


NARによれば、2019年に住宅を購入した人の10人に4人はミレニアル世代だった。また、Realtor.comの最近のデータによれば、2020年春、住宅ローン利用者に占めるミレニアル世代の割合は50%を上回った。


若い住宅購入者の第1波が市場に押し寄せている。しかも、今後10年にわたり、毎年数千万人のミレニアル世代が住宅購入年齢に突入するのだ。
つまり、住宅購入者がひと世代まるごと、まもなく市場に殺到するわけだ。よりによって、米国の住宅が圧倒的に不足している時に!


言うまでもないが、住宅価格に影響する最も重要な要因は、需要と供給だ。現在、供給は逼迫しており、そこへ記録的な数の購入希望者たちが市場に参入しようとしている。まさしく、何年も続く住宅ブームを保証する状況に他ならない。

元記事URL:The Great American Housing Boom Has Begun

テキサス不動産事業CEO 浦嶋則彰

1965年生まれ。大手ハウスメーカーにて、経営計画の立案、テキサス州サンアントニオ市での開発事業、新規事業立ち上げを数多く経験。
クルーズのテキサス事業に立ち上げ時から参加し、現在は現地の責任者を務める。
住宅一筋30年、米国の住宅事情にも精通する専門家。

第18回 テキサス新… 記事一覧 第20回 外国人の米国不動産購入の実態

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