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第42回 ダラス・フォートワースが今後アメリカの中心都市候補に挙がる理由とは

今回は、前回のブログで少しご紹介したDallas Morning News」の記事を徹底解説致します。

一部第41回ブログと重なる箇所がありますが、ご了承ください。

 

 

過去10年間で130万人増え全米第4位の都市圏となりました

テキサス州は、直近の全米の都市の中で一番成長している都市と言っても過言ではないです。過去10年間で人口が130万人増え全米第4の都市圏となったのは理由があります。ダラス・フォートワースには、フォーチューン500(総収入が全米上位500社でフォーチューン誌が選ぶ)の本社の24社があり、ニューヨーク、シカゴに次ぐ本社数となっています。その魅力は、DFW国際空港を中心に全米一の物流網を構築したことです。世界第12位の旅客数を誇るDFW空港のお陰で、旅行者はアメリカ国内のすべての主要都市に4時間以内にアクセスが可能で、アメリカ国外の都市にも66ヶ所の直行便を持っています。他にも立地の強み、物流網によるコストの優位性、企業にやさしいビジネス規制、税金が低いという4つの理由により、多くの優良企業の誘致に成功しています。

NY、LAとは真逆の人口動態

パンデミックにより2020年1年間の人口動態は、とても特徴的な動きを見せています。全米の3大都市圏(ニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴ)とダラス・フォートワース、フェニックス等の南部の都市では、真逆の動きをしていることが分かります。ニューヨークは約17万人、ロサンゼルスは約12万人、シカゴは約7万人が減少しています。ダラス・フォートワースとフェニックス(アリゾナ州)は約19万人増加しています。

これが都市部から地方へ移住が進んでいるという実態です。2012年から2016年の調査によると、ダラス・フォートワースは、ニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴの都市圏から、10万人以上の移民を受け入れております。World Population Review(米国内の独立した統計データ機関)のデータによると、テキサスの生活費は全米平均より10%ほど低いのに対し、カリフォルニアは50%ほど高いというデータが出ています。パンデミックによって、多くの企業で在宅ワークが採用された現在、わざわざ生活費の高いエリアに住み続けるのではなく、生活費が安く、交通の便が良いダラス・フォートワースに移住し、都市部から生活拠点を移すというのは最良の選択だと感じます。

 

図1:2020年全米都市別人口動態

 

外国生まれ人口の増加

ダラス・フォートワースは、都市部からの移住者に加えて海外からの移住者にも多く選ばれています。2010年から2020年にかけて、米国外からの移住者が50万人以上となり、米国のどの都市よりも多くなっています。また、国勢調査によると、2017年時点で、学士、大学院、専門職学位を持つ25歳以上のテキサス州北部の住民の21%は外国生まれの住民という結果が出ました。これは全米平均を大きく上回る数字です。つまり、外国生まれの移住者が多いといっても、いわゆる貧困層だけではなく、高学歴層の移住も多いと言えます。2019年の外国生まれ人口が全米平均で13.7%となっていますが、ダラス・フォートワースは、19.3%と非常に高い数字になっています。

 

ダラス・フォートワースの中でも特に注目都市されているノースダラスエリア

ダラス・フォートワースエリアの中で、ノースダラスエリアは特に注目されています。Collin County、Denton Countyの2つの群は、2050年までに人口が2倍以上になると予想されています。さらに北のオクラホマ州との境界線にある群まで人口増が予想されています。ノースダラスエリアは今後の人口増に伴い多く土地開発を計画しています。その象徴となっているのが、2022年の第一四半期にオープンするPGA of America(米国男子プロゴルフツアー運営団体)です。PGAの本部がDenton Countyに移転し新たなスタートを切ります。この開発と移転により、今後20年間で20億ドル(日本円で2200億円)以上の経済効果が期待できると言われています。ダラス・フォートワースエリアのDenton County のFriscoが世界に発信され多くの注目を集め、その相乗効果により多くの移住者が集まり、今後も価格の上昇が期待されています。

写真2:FRISCO Legacy West Shopping Center

 

写真3:Omni PGA Frisco Resort PGA Headquarters & Hotel in Frisco

 

弊社は、ダラス・フォートワースを中心に多くの物件を仕入れから販売まで行っています。弊社ではこれまで200棟以上の物件を日本人向けに販売していますが、ほぼ全てがご購入後4年以内に、市場価格が物件購入時の価格を上回っています。

一口にアメリカ不動産とは言っても、価格上昇率の高いエリアと低いエリアがあります。弊社で販売している物件は全30項目の物件確認・調査に合格したもののみをご案内していますので、高いパフォーマンスの価格上昇率を達成しています。ご興味のある方は是非ともご連絡、ご相談をお待ちしております。

 

情報ソース:

Dallas Morning News

https://www.dallasnews.com/opinion/commentary/2021/09/19/dallas-fort-worth-is-becoming-the-capitol-of-americas-heartland/

 

New American Economy

https://www.newamericaneconomy.org/city/dallas-fort-worth/

 

Citizenship and Immigration Statuses of the U.S. Foreign-Born Population (fas.org)

 

Frisco Enterprise

https://starlocalmedia.com/friscoenterprise/news/pga-frisco-headquarters-to-open-first-quarter-of-2022/article_4d148b9e-4429-11ec-a59f-9f44d23dcff3.html

 

 

テキサス不動産事業  Assistant 川上将司

自身で不動産投資を行う不動産コンサルタント。大手ハウスメーカー出身でCCIM(全米不動産投資顧問)CPM(米国不動産経営管理士)を保有している。
不動産、建築、金融の複数資格を保有する。不動産、建築業の専門家。アメリカ不動産の将来性を感じ、テキサス不動産事業に参加。
自身でオンラインサロングループを運営しYouTubeでも活動中。

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