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第59回  2022年12月 ダラス・フォートワースエリアの住宅市場

今回は、最近発表されたダラス・フォートワースエリアの2022年12月の不動産市場についてレポートします!

価格は引き続き下落

2022年11月の価格中央値は$390,000(前年比110%)、Sqft単価は$198(前年比105%)となりました。前月から比較すると、価格中央値で$7,000、Sqftは$6の下落となりました。

アメリカは12月のホリデーシーズンが到来し、住宅販売には厳しい時期を迎え価格は引き続き下落傾向です。

新規売り出し物件が大幅に減少

新規売り出し件数は5,278件(前年比75%)、成約件数は6,246件(前年比60%)となりました。新規売り出し物件が前月から26%減少し、それに対し成約件数は前月から微増したことで、在庫物件に減少の傾向が見られます。新規売り出し物件数は、過去10年でも例を見ないほどの少ない物件数となりました。

DOM(Day on Market:売り出しから成約までの日数)は9日延長

DOMは先月から9日延びました。DOMだけで見ると、買主が殺到する状態は終わり、市場は通常の状態に戻ったと言えます。購入側は物件をしっかり見極め、競合して値段が吊り上がることがない状態の価格で購入できるようになっているようです。

戸建て賃料は前年比11%上昇

賃貸市場については、面積当たりの賃料は中央値で前年比11%、前月比でも7%の上昇となりました。先月は上昇率に鈍化が見られたものの、今月は再び上昇となりました。販売物件に比べ賃貸の価格は毎月の変化が大きくなっています。

アメリカはホリデーシーズンを迎え、例年通り住宅価格は下落が続いています。金利高の影響もあり、ここ数年好調であったダラスの住宅市場もやや厳しい局面を迎えていると言えるでしょう。

しかし一方で売り出される物件数が大幅に減少しており、販売される物件数に減少の傾向が見られます。通常は市場が冷え込むホリデーシーズンは在庫が増える傾向にあるため、ここ数カ月下落の一方だった住宅市場に変化があったと言えます。

価格やDOMが落ち着きを取り戻してきたようにも見えますが、在庫不足の解消に至らず、供給不足による競争が起こることも想定されます。

 

今後も変動の大きい市場が予想されます!その中でも良いエリア、悪いエリアがあります。アメリカ不動産にご興味のある方は是非ともご連絡をお待ちしております。

 

 

情報ソース:

MetroTex with the support of the Real Estate Center at Texas A&M

HP: https://www.mymetrotex.com/market-reports/

テキサス不動産事業 CEO / Architect 鶴岡洋一

大手ハウスメーカーの技術者として、東南アジアでの戸建分譲地開発に従事。加えて、マーケティング、経営企画、人事も経験するなど、幅広い専門知識を持つ。2018年からテキサス不動産事業に参加し、現地の代表及び技術責任者を務める。
日本の一級建築士、宅地建物取引士。

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