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第32回 日本食の市場拡大 ~持続可能で健康的な食事を求める層の転入増加~


アメリカ中南部に位置し日本の約2倍の国土面積を誇るテキサス州は、古くからガスやオイルのメジャー企業の拠点として強い経済力を誇ってきました。

また、法人税や個人所得税などの州税がゼロであることや豊富な人材、比較的安い生活コストがさらなる追い風と
なり、金融、通信、メーカーの大手企業をはじめ、北米トヨタ本社など日系企業を含め多くの企業が本社を移転してきています。

それにともない、ニューヨークなどのアメリカ東海岸やサンフランシスコ、ロサンゼルスなどの西海岸から多くのビジネスマンとその家族がテキサス州に転入してきています。
米国全土で日本食は大変人気で、健康志向で美味しいイメージが確立されています。
特にニューヨークやサンフランシスコ、ロサンゼルスなど都会に住む人ほど健康的な食事を求める傾向があり、日本食は日常生活の一部になっています。
大手企業の拠点として大都市化が進むテキサス州では、健康志向の大都市からの転入者増加と相まって、日本食の需要拡大が今後も見込まれます。


そんな市場動向をいち早く察知して、展開されている日本企業をご紹介いたします!!

 

 

『丸亀製麺』


運営している株式会社トリドールホールディングス(東京都渋谷区、以下、トリドールホールディングス)は、傘下のグループ会社を通じて、2020年9月1日(米国時間:2020年8月31日)に、『丸亀製麺 キャロルトン店』を米国・テキサス州に初出店されました。

米国での出店はカリフォルニア州6店舗、ハワイ州2店舗に加えて、今回で9店舗目となります!

トリドールホールディングスは、2011年に米国ハワイ州・ホノルルに丸亀製麺海外1号店を出店し、現在まで海外11か国と地域で、220店舗以上を展開しています。

2019年9月に、全米での出店加速を目的に、米国の外食に精通した現地のパートナー企業と提携し、米国人の視点を取り入れた魅力的な店舗づくりに取り組んでいます。
店内にて粉から製麺し、手づくり、できたてを提供する丸亀製麺のスタイルはそのままに、日本で人気の定番メニューはもちろん、テキサス限定のオリジナルメニューも提供しています。 温かいうどんにチーズを乗せたチーズうどんや、現地のトレンドフードであるカツサンド、牛串なども取り揃え、日本食に慣れていない方でも親しみやすい工夫をしています。

メニュー
店内調理風景①
店内調理風景②

また、店内壁面には、現地クリエイターによる日本文化をイメージしたアートを飾り、日本カルチャーも楽しみながら食事ができるように演出しています。

店内 日本カルチャー壁面


大手企業の移転先として注目され、変貌をみせるテキサス州。
それに伴う大都市からの転入者増加による日本食の市場拡大は、海外展開をしている日本の外食産業からも注目されています。
国内外から熱い視線を集めているテキサス州の将来性は食文化からも全米No.1と言っても過言ではないと思われます。

 

 

 

【文章・画像 引用先】

『PR TIMES プレスリリース』
https://prtimes.jp/service/
株式会社トリドールホールディングス 記事
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000088.000028440.html

テキサス不動産事業 営業部 大場裕之

1985年生まれ。アパレルブランドの営業を経て、去年までゴルフ場の管理課の責任者として勤務。
テキサス州には縁があり、前職から現地を何度も訪れている。
2019年より東京支店にてキャリアを生かしてテキサス不動産販売の営業を始める。
より多くの方にテキサス不動産の魅力をお伝えし、資産形成の手助けができるよう尽力いたします。

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