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第53回 2022年8月 ダラス・フォートワースエリアの住宅市場

今回は、最近発表されたダラス・フォートワースエリアの2022年8月の不動産市場についてレポートします!

 

価格の下落幅は例年と同水準

2022年8月の平均価格は$501,000(前年比120%)、価格中央値は$415,000(前年比120%)、Sqft単価は$212(前年比116%)となりました。前月から比較すると、平均価格で$12,000、価格中央値で$6,000、Sqft単価で$3下がりました。ピークシーズン後の下落としては例年通りと言える水準であり、懸念されているFRBによる利上げ影響については限定的とも取れる傾向です。

前月同様、価格の下落幅には地域差があり、ダラスエリアに関しては価格への影響は緩やかであることがうかがえます。

在庫数は横ばい

新規売り出し件数は10,639件(前年比88%)で例年より大幅に減少しました。成約件数は先月から微増していますが、新規売り出し件数が減ったため、在庫(販売中物件数)は18,364件(前年比176%)という前月から横ばいの状態です。

DOM(Day on Market:売り出しから成約までの日数)は5日延長

DOMは先月から5日延びました。売り出し時の価格が市場に見合わず価格を下げるケースが散見され、やや契約までの期間に長期化傾向が見られます。売り出し時の価格の設定が成約までの期間短縮の重要なポイントとなります。例年であれば、新年度の始まる7月を目途に成約価格のピークを迎え、それから冬にかけて住宅市場の動きは鈍化します。しかし今年は、住宅ローン金利上昇を受け6月からダウントレンドに転じています。その反面、急激な上昇を続けてきた住宅価格がやや落ち着き、買い手にとっては数年ぶりに好機が訪れたとも言えます。8月の成約件数が7月を上回るといった、例年とは違った流れを見せています。

 

 

テキサス不動産事業 CEO / Architect 鶴岡洋一

大手ハウスメーカーの技術者として、東南アジアでの戸建分譲地開発に従事。加えて、マーケティング、経営企画、人事も経験するなど、幅広い専門知識を持つ。2018年からテキサス不動産事業に参加し、現地の代表及び技術責任者を務める。
日本の一級建築士、宅地建物取引士。

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