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第73回2023年11月速報 ダラスフォートワースエリアの住宅市場

今回は、最近発表されたダラス・フォートワースエリアの2023年11月の不動産市場についてレポートします!

価格は若干の下落

2023年11月の価格中央値は$393,000(前年比99%)、前年比Sqft単価は$206(前年比101%)となりました。前月から比較すると価格中央値$5,000、Sqft当たりの単価は$3の下落となりました。

例年通りホリデーシーズンは市場の鈍化により、販売価格が若干下落していますが、sqft当たりの価格でみると前年比は100%を越えています。

新規売り出し・成約件数ともに減少

新規売り出し件数は7,603件(前年比106%)、成約件数は5,608件(前年比97%)となりました。

年末年始に向け、成約件数は前月よりも減少することは予測されていましたが、前年比を見ると回復傾向にあることが分かります。買い手市場が金利上昇に慣れ始め、徐々に市場で活発な動きがみられると予測されています。

DOM(Day on Market:売り出しから成約までの日数)は2日増

DOMは先月から2日増加の46日となりました。
冬にかけては前年と同様の60日前後にまで延長し、春先頃に徐々に改善していくことが見込まれます。

 賃貸価格は若干の上昇

11月は賃貸価格のsqft当たりの単価に若干の上昇がみられました。賃料は年末年始に向けて例年では下降傾向にありますが、価格は前月と比較し若干ではあるものの上昇しました。高金利が続く中、住宅の購入が厳しい世帯が賃貸物件を選択する傾向は継続しているようです。

テキサス州は面積で国内第2位の州であり、1,707の都市に2,780万人以上が住んでいます。特にダラス、オースティン、ヒューストン周辺は今でも人口の増加が続いており、世界中の企業からも注目されています。高金利で市場の凍結状態が続いていますが、今後春頃から市場の活性化が見込まれ、今は不動産投資にはまたとない好機です。

アメリカ不動産市場は予想もできない変動が大きい市場です。住宅販売にはタイミングも重要になってきます。ダラス・フォートワースエリアの不動産にご興味のある方は、現地を熟知したスタッフがサポート致します。

是非ともご連絡ください!

 

情報ソース:

MetroTex with the support of the Real Estate Center at Texas A&M

HP: https://www.mymetrotex.com/market-reports/

 

テキサス不動産事業 CEO / Architect 鶴岡洋一

大手ハウスメーカーの技術者として、東南アジアでの戸建分譲地開発に従事。加えて、マーケティング、経営企画、人事も経験するなど、幅広い専門知識を持つ。2018年からテキサス不動産事業に参加し、現地の代表及び技術責任者を務める。
日本の一級建築士、宅地建物取引士。

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